中学受験、大学受験、塾、予備校、合格への使い方、勉強法。 開成中学、東大、国立大学、医学部。予備校と塾の講師が伝える受験産業の使い方

一橋大学・卒。サピックス、駿台予備学校、医学部専門予備校、などでの講師歴、またプロ家庭教師としての指導歴があります。医学部受験、中学受験、大学受験についていろいろ書いていきます。

大学受験、医学部の受験、分かるけど・・・

医学部を志望していて、知っている人で、3浪目に文転した人の話をまずちょっとだけ書いてみます。この人の場合は医学部を志望して3回受験をしているのに、3浪目の時点で偏差値70相当の科目が1つもない。そういう受験の仕方になったのは、母親にプッシュされて。父親はやってみたらというような姿勢、それで3浪になり3浪目に文転。(こうなると、客観的には、3浪で私立文系にいった人、となるわけです。)また、浪人回数のマックスは、7浪を知っています。私が医学部専門予備校で講師をしていたときの受講者です。また、その予備校は基本的に私立医大、私大の医学部向けの所なので、受けるのも私立の医学部ほぼ確定。医学部を志望ということになった場合、めんどうなことなるのは心理面。
2浪くらいまでで切り上げる、2浪の前期日程(後期に募集人員を割いている大学の場合、その後期)までで医学部に受からなかったら、「他の学部」に進学する、とするならおかしなことにはなりませんが、2浪での受験のときに、「他の学部」を受ける気になれるかどうか。こういう心理面が実はやっかいです医学部の志望で、多浪になって困ったことになっているのは、こういう心理面が原因のこともけっこうあります

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